「糖質の本質」の記事一覧

なんでカロリーじゃないの!?【カロリー気にせず糖質制限で痩せる秘密】

糖質制限すると太る理由と痩せる理由をそれぞれ
 糖質制限はなぜ痩せるのか ~その1~
 糖質制限はなぜ痩せるのか ~その2~
で紹介しました。

でも今までのダイエットの常識って「カロリーを制限しよう!」「カロリーの高い脂肪・油分を控えよう!」だったはずですよね。

なんでカロリーは気にせず、糖質を制限するだけで痩せられるのでしょうか。

なんで脂肪、油を食べなければ太らないのでしょうか。

まずは、カロリーってそもそもなんだっけ?というところから説明します。

カロリーって何者?

カロリーとはエネルギーの大きさを表すものです。

具体的には「1リットルの水の温度を1℃上げるために必要なエネルギーが1kcal」と決められています。

より多くの水を、より高い温度にするためには、より大きなエネルギー≒カロリーが必要なんですね。

人間が体を動かしたり、頭を使ったりするのには、実は莫大なエネルギーを消費しています。

そのエネルギー量を数字にしたものがカロリーなんです。

人が消費するエネルギーは食べ物を消化吸収することで体に取り込んでいますが、
食べものにはどれくらいのカロリーが含まれているのでしょうか・・・

脂肪、糖質は何カロリー?

脂肪はカロリーが高いといいますが、実際に何kcalなのでしょうか?それぞれ1gだと…

  • 糖質(炭水化物): 4kcal/g
  • タンパク質   : 4kcal/g
  • 脂肪      : 9kcal/g

となっています。

やはり脂肪はカロリーが高いですね。

「体の構成物」という観点で見てみると、
「カロリーが高い≒より大きなエネルギーを生み出せる」ってことです。

つまり、同じ量の糖質と脂肪が体の中にあったとき、脂肪の方がより大きなエネルギーを生み出せるということです。

なので、体はエネルギーを蓄えるのに脂肪として貯めこむんですね。

一方、「食べもの」という観点でみてみると、
よりカロリーの高い脂肪を食べると、より多くのエネルギーを取り込んでしまって、余ったエネルギーは体に貯めこまれてしまう=太ってしまうと思いがちです。

でも、カロリーの高い食べ物を食べたらそれだけ太りやすいということではありません。

「カロリー」=「吸収するエネルギー」ではない!!

実は「よりカロリーの高いものを食べると、より多くのエネルギーを取り込む」というところに間違いがあります。

カロリーはあくまでエネルギーの量であって、人間は食べたものをすべて消化吸収できるわけではありません。

いくらカロリーの高い脂肪を食べたからと言っても、消化吸収されずにカロリーの高いまま排出されれば、体内にはエネルギーは貯まりませんよね。

逆に、糖質はカロリーは脂肪より低いですが、ブドウ糖に消化されやすく、またブドウ糖は腸内から吸収されやすい、ということがありえるのです。

まとめ

カロリーとはエネルギーの指標で、脂肪は糖質よりカロリーの高い栄養素でした。

でも、脂肪は糖質よりも吸収率が低いので、カロリーが高くても太ることには直結しないのです。

更に糖質は血糖値を上げることで脂肪と蓄積されます。詳しい説明は
 糖質制限はなぜ痩せるのか ~その1~
 糖質制限はなぜ痩せるのか ~その2~
で紹介しています。

※吸収を考慮するとどの位のエネルギーとなるのかは個人差もあり、数字は探しきれませんでした。
 また、厳密な解説は「炭水化物が人を滅ぼす」のⅣ章をご参照ください。

糖質制限はなぜ痩せるのか ~その2~

糖質制限はなぜ痩せるのか ~その1~では、太るメカニズムと糖質制限の効果について紹介しました。

糖質を制限すると太らないのは「血糖値が上がらず、脂肪として蓄積されないため」でしたが、効果はそれだけではありません。

糖質制限をすることで太らないだけでなく、痩せることができるのです!

糖質制限で痩せるメカニズム

痩せる原因は体内の脂肪とタンパク質を分解して脳の活動に必要なブドウ糖を作っているためです。

簡単に脳と脂肪、ブドウ糖の関係を見てみると…

◆脳はブドウ糖を欲している!
実は脳は働き者です。体を動かすのにも、頭を使うのにも、大量のエネルギーが必要です。
そのエネルギー源となるのがブドウ糖です!
脳が必要なときにブドウ糖を脳に届けるためには食事からの糖質の摂取では不十分です。
そこで・・・

◆体内でブドウ糖を作り出せ!その1~タンパク質~
人間の体はすごいものでいつでもブドウ糖を作り出せます。
実はタンパク質からブドウ糖を生成しているのです(「糖新生」と呼ばれています)。
もちろんタンパク質も重要な要素ですが、体内にはすぐには使わないタンパク質もあるみたいです。
ブドウ糖が必要となったときには、タンパク質を分解しているのです。よかった~

でも、タンパク質を分解するのにもエネルギーが必要ですが、エネルギー源は何でしょう・・・

◆体内でブドウ糖を作り出せ!その2~脂肪~
タンパク質の分解に必要なエネルギー源は脂肪から作り出しています!
そのエネルギー源を作り出すために脂肪は分解されるのです。
こうして脂肪とタンパク質を分解することでブドウ糖が作られます。
※脂肪細胞に蓄積された脂肪がミトコンドリアでエネルギー源(ATP)に変換されます。そのエネルギー源(ATP)を使って糖新生(タンパク質からブドウ糖を生成)しているのです。

つまり、
糖質制限でブドウ糖が少ない状態で、ブドウ糖が必要なときには
ブドウ糖を作り出すために、体内のタンパク質と脂肪が分解されるのです。

糖質制限をすることで積極的に痩せられるということがわかります。

糖質制限で余分な脂肪もなくしちゃいませんか。

糖質制限はなぜ痩せるのか ~その1~

これさえ知っておけばストンと痩せる【糖質制限とは?】では、いかに毎日の食事に糖が含まれているかを紹介しました。

それを踏まえて、ただ糖を摂取しないだけでどうして痩せるのか、詳しく説明したいと思います。

詳しいことはいいから~とお思いの方もいらっしゃると思いますが、背景を知っておくと挫折する確率も減ると思いますよ!

糖質で太るメカニズム

糖質で太る原因を一言で言うならブドウ糖が脂肪として蓄積されるためです。

簡単に糖質から脂肪への移り変わりを見てみると…

①糖質を食べる
ご飯・芋・チョコなどを食べる。モグモグ。
これらの食べ物には「炭水化物」、「糖質」が含まれています。
※『糖質』と『食物繊維』を合せたものが『炭水化物』と呼ばれています。

②糖質は消化されブドウ糖になり、腸で吸収される
ご飯などに含まれる「糖質」は「ブドウ糖」に変化します。ビックリ。
「ブドウ糖」は小腸で体内に吸収されます。
※『糖質』の中には「でんぷん」「オリゴ糖」などの『多糖類』、「砂糖」「ブドウ糖」「果糖」などの『糖類』が含まれます。
 糖質は最終的に小腸で「ブドウ糖」「果糖」にまで消化されます。

③吸収されたブドウ糖が血液中に入り、血糖値が上昇する
「ブドウ糖」は血液にのって、体中を巡ります。プカプカ。
脳の栄養源ともなるブドウ糖ですが、血液中の糖分が多くなりすぎると体によくありません。
そこで・・・
※『血糖値』とは「血液中のブドウ糖の濃度」です。
 例えば、様々な理由で糖分を調整できなくなると糖尿病になってしまいます。

④血糖値を下げようとインスリンの登場
インスリンが血液中の糖分を人間の体にとってちょうどいい濃度にしてくれます。シャキーーン。
でも、血液からいなくなったブドウ糖はどこにいくのでしょう・・・
※インスリンは基礎分泌といって24時間少量分泌されていますが、
 糖を摂取するとそれに伴い、より多くのインスリンが分泌されます。

⑤余ったブドウ糖が体脂肪として蓄積される!
血液中の余分な糖分は、「グリコーゲン」として肝臓と筋肉に貯蔵されます。
ただ、肝臓・筋肉の貯蔵タンクにも限界があり、貯蔵タンク以上は「体脂肪」として脂肪組織に蓄積されます。

つまり、
主食などの糖質をたくさん含む食事をすると
糖質が消化吸収されてブドウ糖になり、血糖値が上昇します。
血糖値が上がりインスリンが分泌されるたびに、
余った糖分が体脂肪としてどんどん蓄積されるのです。

他にも書きましたが、血糖値を上げるのは糖質だけですので、糖を摂取しなければ脂肪は蓄積しなくなり、太らないという図式になるわけです。

これを知ると、『じゃぁ糖を摂らなければいいのね』と思うと思います。

まさにその通りです。

糖を摂取しすぎない=脂肪が蓄積しない=太らない!

ちなみに、糖を摂取しない=低血糖ではないので、これも安心ですね。

糖質を制限すると太らないのは「血糖値が上がらず、脂肪として蓄積されないため」でしたが、効果はそれだけではありません。

糖質制限をすることで太らないだけでなく、痩せることができます!
続きの解説「糖質制限はなぜ痩せるのか ~その2~」はコチラ!

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